FBCレーザハーネス加工機
高機能ジャケットストリッパ
クランプ式
(AJSシリーズ)
レーザカットした被覆をストリップ可能
CC-link自動化ライン対応
レーザジャケットカッタ(JCシリーズ)でレーザ加工した後の外部被覆や内部誘電体を
精密モーターとエアシリンダーを用いて電線をクランプして剥き取ります。
”外部被覆や内部誘電体ストリップの課題”
外部被覆や内部誘電体のストリップは、芯線やシールド線との密着度合いや被覆の材質・硬さ・表面摩擦・外径等の条件によって剥き易さが異なります。一般的なエア駆動のクランプ式ストリッパーでは電線毎に細かなクランプ条件の管理が難しく、ストリップし難い電線でクランプ圧を上げてしまうと逆に摩擦抵抗が増加して剥き取れなくなってしまうといった事象が発生します。
精密モーターとエアシリンダーを組合わせて制御することにより、電線毎に最適な条件でストリップが可能です。
上下クランプの間隔や圧力の数値制御とレシピ管理ができるので、電線毎に予めレシピ登録が可能です。処理する電線が変わったときの段取り替えもレシピを選択するだけなので、ダウンタイムはありません。少量多品種生産や試作開発との共用に最適です。
レシピ内でフルストリップ処理とセミストリップ処理を選択できます。
フルストリップ
セミストリップ (ハーフストリップ)
芯線やシールド線との密着度合が強かったり、外部被覆や内部誘電体の表面が滑り易い電線の場合、ゴムクランプでは滑ってしまい剥き残しが発生することがあります。FBC独自のブレードクランプはこのようなストリップが困難な電線の被覆も確実に剥き取れます。(※ブレードクランプはオプション設定)また、ゴムクランプとブレードクランプの交換は工具不要で簡単に交換することが可能です。
集塵機能搭載。独自の集塵構造によりストリップ後の剥きカスを残らず回収します。ストリッパの装置内部や装置周辺への飛散や後工程に持ち込んでしまうといった心配はありません。また、静電気などでクランプに張り付いてしまった剥きカスも独自の機構により確実に除去しますので剥きカス残ってしまい次の処理に影響を与えるような事はありません。
・お客様のワークにて出荷時加工テストを実施。加工テストデータを提出。
・設置調整時にお客様のワークにて加工条件確認、加工位置設定を実施。
・装置ご購入後でも、電線仕様変更や新製品向けの加工レシピ作成をサポート致します。
・使用する治具やハンドリング方法等についても、お客様と情報交換して開発サポート致します。
項目 | AJS-100 | |||
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剥き取りクランプタイプ | ゴムクランプタイプ(標準) | |||
ブレードクランプタイプ(OP) | ||||
加工動作/制御可動部 | 電動位置制御 | ワーク固定クランプ、剥き取りクランプ上下、 剥き取りクランプユニット前後 |
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エア駆動位置制御 | 治具位置決めクランプ、加工ステージ前後、治具固定クランプ、ワーク固定クランプ、エアブローノズル | |||
対応ワーク治具 | 標準治具 100mm × 100mm (※別途、部品交換により最大130mm200mmまで対応可能) |
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用力 | 電源 | 装置本体 | 単相100〜230V 50/60Hz 最大9A | |
集塵機 | 単相100V 50/60Hz 最大12A | |||
エア | 0.5Mpa 以上 | |||
自動化ライン対応 | CC-LINK方式による外部通信機能を搭載 |
デモ機の見学が可能です。
見学をご希望の方は、当サイトのお問い合わせより、ご希望日時・人数をご連絡ください。
デモ機設置場所: 古川物産株式会社 横浜ラボ(神奈川県横浜市西区戸部町3-50 イイダビル1F)
前後工程装置もお取り扱いしております。お問合せ下さい。